最終話/“間違いなく”南アフリカにいた!

ワカさん

2011年12月20日 21:56

バンコクから7時間弱を機内で過ごし中部国際空港へ。

人間、“やはり”慣れるもので、7時間近く飛行機に乗っていてもなんとも思わなかった。
適当に過ごしているうちに中部国際空港へ着いた。

ついた途端、疲れが…。


タフでならすひらっちも流石にお疲れ気味…。

試合の詳細が載ってないか、“我々”が載ってないかと、最新号の「Number」を買い、遠鉄のバス乗り場へ。
バスを待っている間、バスに乗っている最中、載ってないか探すが、全く、微塵も載っていない。

「あんなに撮られたの、なんだったんだ…。絶対に使いますって言ってたのに…。」

人間不信に陥りそうになった…。

三ヶ日のバス停で降りると、
「反省会やるか!」

思わず切り出してしまった…。

コンビニでビールをたっぷり購入し、“いつも”のたまり場である、モリモリの事務所へ。


ここで買って来たお土産を仕分け。

ブブゼラの数が異様に多かったがまあいい。

ビールを呑みながら笑い話をしていたが、疲れからかすぐに眠くなり、それぞれお土産を手に、家に帰った。


数日後の決勝トーナメント進出を懸けたデンマーク戦。

モリモリが
「一緒に観よう!」
と、家にやってきた。
もちろん大量のビールを持って。

テレビの前に座ると試合が始まる前にも関わらずビールを呑み始めた。
テレビ中継が始まる頃になると、“当然”のようにテンションがあがっていた。

テレビではサポーターが映し出されており、それをバックにスポンサー紹介が行われていた。

「あれっ!?コイツらいたよね!?」

「一緒に呑んだヤツじゃん!」

「あれっ!?ここダーバンじゃない!?」

「ダーバンだ!」

ダーバンは我々が滞在し、試合を観た地。
思い出話に花が咲く。

次の瞬間!

「あれ!?…おい!」

「…。マジで…。」

「誰か録画してないかね?」

「ひらっちしてんじゃねえ?」

「聞いてみるか!」

ひらっちに電話をすると、
電話に出たひらっちがいきなり

「ワカさん、いまドアップでテレビ出てましたよね!」

「やっぱそう!?」

我々は“間違いなく”南アフリカにいた。

もう二度と行くことはないであろう南アフリカに。

次は2014年のブラジル!

予算の目安は20万円に設定することに決まった。

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