ワールドカップが終わって、ふと気がついたことがあるので、
ネットで検索してみた。
「ジミージャンプ」
バルサのサポーターで世界で最も有名な「乱入者」。
ユーロ(ポルトガル大会)の時は決勝戦(ポルトガルvsギリシャ)の試合中に乱入して、フィーゴにバルサの旗を投げつけたり(バルサからレアルに掟破りの移籍をしたことへの抗議)、チャンピオンズリーグ決勝(バルサvsアーセナル)に乱入して、アンリ(当時アーセナル)に「バルサ14」のユニフォームを渡したり(バルサに移籍して欲しいため)、この他にもテニスの全仏オープンやF1などにも乱入しているオッサンだ。有名になった最近は、その乱入にも必ずメッセージが込められている。
「スペインが決勝まできたけど、ジミージャンプ来てなかったのかな」
少し寂しい気持ちになって、
ジミージャンプの情報を探してみたわけだ。
すると…
「ワールドカップ決勝戦の10分前に、トロフィーを奪おうと男が乱入!」
という記事が!!!
もちろん、その男は「ジミージャンプ」!!!
いつも通りの帽子(カタルーニャ伝統の帽子※カタルーニャ=バルセロナのある州)を被って、新作の「ジミージャンプ」の名前がデザインされたTシャツを着て(このTシャツを販売している)、乱入しているではありませんか!!
しかしながら、「トロフィーを奪おうと…」のくだりが気に入らない。
「ジミージャンプはそんな男じゃない!」
という思いをむねに、さらに検索を続けると、本人の談話を発見!
「ワールドカップのトロフィーにカタルーニャの帽子を被せたかった」(本人談)
そもそもカタルーニャはスペインからの独立を訴えており、サッカーのカタルーニャ代表(監督は“あの”ヨハン・クライフ)があり、年に数回親善試合(この前はアルゼンチンとやって勝ってたと思う)を行っている。メンバーもそうそうたるもので、プジョールやシャビ、ビクトール・バルデス、ピケ、ブスケツ、イニエスタ、ボージャンなどバルセロナの選手が中心。
今回のスペイン代表もバルセロナの選手が中心ということは、
「南アフリカW杯スペイン代表=カタルーニャ代表→カタルーニャ独立」を世界的にアピールしたかったのかもしれない。
だから、トロフィーは奪おうとしていない!!
正確には「トロフィーに帽子を被せようと男が乱入!」
でいいはずだ。
乱入で試合が中断することもあるので、不謹慎かもしれないが、
自分的には「ジミージャンプもスポーツの祭典の一部」と感じている。
食事でもいい素材に加えてちょっとスパイスが効いていた方が美味しい。
審判の誤審も、ピッチの状態の悪さも、ジャブラニも、そしてジミージャンプもきっとスパイスだ。
※ただ味付けによってはマズいかも知れないが…
そいうえば、バンコクの空港のダイニングバーで食べた肉の味付けが最悪。
なんか納豆みたいな匂いがして…
モリモリは「旨い」って言ってもりもりに食べてたから、
やっぱスパイスの好みは人によって違うんだな。

おお!帽子被せるの成功してんじゃん!
ちなみに今回の罰金は25,000円位だそうです。