ユニクロの柳井社長が、東日本大震災の被災地へ、義援金として10億円を寄付するらしい。
いくらお金持ちだとはいえ、これは凄い。
柳井社長の年収(役員報酬だけで)は3億円らしい。
年収(くれぐれも役員報酬だけ)3億円で義援金10億円。
年収500万円の人にてらすと1,600万円くらいか。いずれにしても簡単に出せる金額ではない。
ユニクロとしては新潟中越地震などの災害被災地への支援は行っていたらしいが、柳井社長が個人として寄付するのは今回が初めてのようだ。
お金持ちの正しいお金の使い方を見た気がした。
各界のスポーツ選手からも激励の言葉が数多く届いている。
それぞれみんなが何かできないかを考えて行動している。
そんな中、さまざまなスポーツの興行の中止が続々と発表されている。
Jリーグに続き、代表戦も中止を検討しているらしい。
東北高校出身のダルビッシュから「今はボールを投げている場合ではない」という類のコメントがあった。確かに言うとおりではある。
しかし、果たして興行を行わず“心配”していることが被災地への支援となるのだろうか?
あれだけの規模の災害。お金はいくらあっても足りない。
となれば、興行(安全な地域でのものに限るが)を行い、その収益の一部(もちろん全部でもいいが…)を被災地復興の資金として支援する方が得策ではないか。
興行を行い資金を提供し、著名な選手には被災地を訪れてもらい、被災者を元気付けてもらいたい。
スポーツ選手にはスポーツ選手にしかできない支援の仕方がある。それは被災者を心配してプレーをしないことではなく、被災者のためにプレーすること、ではないだろうか。
個人的にはそう思うのだが…。

サッカー日本代表内田篤人(シャルケ/ドイツ)からのメッセージ
日本の皆へ
少しでも多くの命が救われますように
共に生きよう!