なぜグアテマラだったのか?

日本のエースと言われる森本貴幸が2得点を挙げ、グアテマラ2-1で勝った。

この日の試合の視聴率(関東地区)は14.2%だったらしい。パラグアイ戦は15.5%だったので、「2010キリンチャレンジカップ」は興行的には成功したと言える。

そもそもなぜ、パラグアイとグアテマラだったのか?

パラグアイは日本がワールドカップで負けた(公式記録は引き分け)相手なので、ワールドカップ直後の親善試合の相手としては理解はできるが、“グアテマラ”は理解に苦しむ相手であった。

聞くところによると、パラグアイとグアテマラは、ともに“FIFA”に理事を送り込んでいるらしい。要するに、今回の親善試合は「2022ワールドカップ誘致」のための“プレゼン”のひとつだったわけだ。

そもそもワールドカップの開催国は2002年以降、“6大陸(欧州・南米・北中米・アフリカ・アジア・オセアニア)”と決まっていたはずが、次回のブラジル大会をもって、この持ち回り制は終了。新たに“2大会同時決定”という策を打ち出し、今年の12月2日に“2018年大会”と“2022年大会”の開催国が決定することになっている。

2014年の南米開催に立候補したのがブラジルだけだったことをうけ、「もっと多くの国に立候補をしてもらい、より質の高い大会にしたい」というのが、大陸持ち回りを廃止し、2大会同時決定とした“表向き”の理由のようだ。
※FIFA会長のプラッターには常に“黒い噂”があるため、実際には“他の力”があったのかもしれないが…

そしてご存知のように、日本は2022年のワールドカップの“単独”開催に向けて誘致活動をしている最中である。2018年は(2006年に欧州のドイツで開催されたばかりとはいえ)素晴しいスタジアムを持つイングランドでほぼ決まりだろう。FIFAが“共催”に消極的といわれるため、同じ欧州のロシアと、北中米のアメリカとの争いになるが、イングランドの優位は変わらないはず。

そして注目の2022年には日本のほか、韓国、オーストラリア、カタール、アメリカ(2018年に引き続き)などが立候補しているが、ここは“アメリカ”になると思う。

というのも、その次の2026年大会に中国が立候補の意思を示しているため、“サッカーの普及”を唱えるFIFAは中国でワールドカップを“ぜひとも”開催したいと考えているはずだ。「2018年・欧州→2022年・北中米→2026年・アジア」といけば“対外的な”収まりもいい。そもそも“金満主義”のFIFAが13億人以上いる中国をほっとくはずがない。中国は新しい“金蔓(かねづる)”なのだから…

なぜグアテマラだったのか?
森本くん、あなた全く成長していませんよ!「釜本の胸トラップからボレー」とか「デルピエロゾーン」みたいな、「ここにきたら絶対に決められる!」っている“ゴールのカタチ”が絶対に必要ですよ!



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