まもなく行われるラトビア戦のスタメンが発表された。
今野以外はすべてが“海外組”。
シーズン中の海外組と、シーズン開幕前の国内組のコンディションの違いを考えれば“妥当”といえよう。
そんな中、無理やり注目ポイントを挙げれば、前田に代わり“ワントップ”に入る岡崎だろう。
日本代表でも、所属チームでもサイドが定番となっていたが、ごく最近では、所属チームではワントップを練習しているようで、今回、本人“待望”のワントップに起用されることになった。
ザッケローニのワントップへの要求は高く、ゴールはもちろん、中盤の押し上げを促すポストプレーやサイドに流れて数的優位を作りだすプレーなど多岐にわたる。
岡崎の特徴は“ゴールへの執着心”と言われるが、実際はユーティリティ性の高い選手。
ゴールだけではなく、“その辺”も注目してみたい。
それ以外では、遠藤に代わって細貝が入った。
長谷部と横並びになるのではなく、少し引いた位置でアンカー的役割がキッチリとできれば、ザッケローニがトライしたい“3-4-3”も機能する可能性が生まれる。
あとは………別にない。
出場が期待される大津は、乾が出場した後になりそうだが、できるだけ長くみてみたい。
大津の特徴はなんといっても“思い切りの良さ”だが、時折それが淡白にうつる。
本大会では数少ないチャンスをキッチリと得点に結びつける“慎重さ”が求められるが果たしてどうなるか。

「リスクを冒して攻めろ」的なことをザッケローニが言っていたが、それは“アンタ”にも当てはまる。
たまには効果的な采配をみせてみろ!
世界ランキング21位と104位の対戦するただの“親善試合”。
しかしながら、スタメンには10人もの“海外組”が名を連ねる。
国民は当然のごとく日本のゴールラッシュを期待している。
聞いたこともない国ラトビアだが、彼らはヨーロッパに所属している国。
果たして、皆が思っているようにゴールを挙げることができるだろうか。
見どころも見応えも“全く”感じられない試合。
そんな試合が間もなく始まる。
※ブチブチ言ったって観るけどね…。